転職の第一歩を踏み出すために最も重要なことは?転職で人生が変わった私の成功体験談。

今より給料アップ!合わない人間関係をリセット!より将来性のある企業、やりがいのある仕事へ!

近年、様々な「将来」のために、転職を考える転職希望者は年々増加傾向にあります。
今や、入社から退職までを一つの企業で終える働き方は過去のものとなりつつあるでしょう。そんな方の転職活動を支援するサービスとして転職エージェントがあります。(代表的なところだとdoda、リクルートエージェント等です。)聞いた事がある方、興味がある方も多いと思います。

転職したいな、と思って転職サイトに登録して見ても数ある企業の中からどの企業が良いのか分からない→結局入ってみるまで分からない→現状維持、となってしまいます。

転職エージェントのサービスを利用することで、自分の希望にマッチした企業の選定、エントリーシートの添削や面接までの調整と、手厚いフォローを受けられます。

私も新卒時は業界事情も全く分からない状態で就活サイトで就職活動をしていましたが、新卒入社3年目、20代での転職活動で転職エージェントを利用、うまく希望業界の企業に入る事ができました。

まめのきたろう

新卒入社時にあきらめていた希望業界の企業に入社でき、結果として5年で年収1.5倍に。私個人としては転職成功と考えています。

この記事をぜひおススメしたい方

  • 転職を考えているけど、一歩踏み出せずにいる。
  • 転職エージェントを実際に使ってみたリアルな体験談、個人の感想が聞きたい。
  • まめのきたろうの人生のターニングポイントが知りたい。

転職の第一歩を踏み出すには、「転職エージェントを利用することが最も重要」というのが私の結論です。
私自身、転職エージェントを利用して本当によかったと思っています。

新卒入社~出向、転職までをかなりリアルにまとめました。
私の体験談が、転職を考えている方の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

それではいきましょう!!

目次

動機

製造メーカへ新卒入社

私は大学卒業後、とある製造メーカへ新卒入社しました。時はリーマンショック、どこもかしこも買い手市場で就職活動は難航しました。そんな中、希望の業界ではありませんでしたが、ようやく1つの企業に内定をもらうことができました。元々やりたい事は他にあったのですが、今やれる事を頑張るのは将来に必ず繋がる、と信じて、ひとまず社会人としての一歩を踏み出しました。

まめのき青年

どんな会社でもまあ何とかなるか。

新卒から3年目で出向、挫折

そうして新卒入社した会社でコツコツと頑張っているうちに、入社3年目にして出向のお話を頂きました。出向先は会社の大手取引先で、先輩や同期も含め複数名出向枠として在籍していました。出世候補の人から出向を命じられる傾向がありましたので、やる気に満ち溢れていました。

まめのき青年

自分も早くして出世街道を歩み始めたぞ!

しかし、現実はそう甘くありませんでした。

出向先はバリバリの開発設計部署(アナログ、デジタル回路の開発設計)、私は元々製品立上げのとりまとめを行うような部署でしたので、製品知識は多少ありましたが設計などほとんど携わったこともありません。内容は極めて専門的でしたので、素人が飛び込んでいってもうまくいくはずありませんでした。

仕事帰りにカフェで参考書を読み漁りましたが暖簾に腕押し、なかなか理解が進まず怒られる日々。当時は必死の最中にありましたのであまり感じませんでしたが、振り返ってみるとあれは挫折と呼ぶべきでしょう。

また、地元九州の田舎から東京に出たこともあって、最初は都会の生活に慣れないところもありました。とにかく人が多い事と電車通勤が大変でした。それでも、駅周辺になんでもある利便性や、何かイベントがあれば電車ですぐいける場所が会場だったりと、徐々に都会の良さを実感してきました。駅を行き交う人ごみを避けながら進むのもうまくなりました。(余談ですが、学生時代からbeatmania等の音楽ゲームが得意で、音ゲーのノーツが降ってくる感覚で人波の流れをつかむとうまくいきます。ぼーっと遠くを見て周辺視野を使うイメージです。)先輩方の協力もあり、気づくと都会の暮らしに慣れてきて、もっと東京で色んなことを学び吸収したい、と考えるようになっていきました。

そんな生活を送っているある日、会社に1本の電話が入りました。。。

運命を変える1本の電話・・・

私宛ての電話でした。電話の相手は出向元の上司。指示は出向解除、簡単に言うと1か月後に戻ってきてください、という内容でした。突然の事で何を言われているか理解が追いつかず、その後上司が何をしゃべっていたのか覚えていません。出向に来てからわずか9か月後の出来事でした。

実は当時、出向先の会社、とりわけ出向配属された開発部署は収益状況が悪化し続けており、今にも廃部になりそうな状態だった訳でして。
長期連休前の昼礼にて出向先ボスからのコメント。

ボス

この長期休暇の間、各自、今後の身の振り方を考えるように。

まめのき青年

「は、はい・・・!」

なかなかパンチが効いていました。

突然の帰任命令ではありましたが、薄々予感はしていました。まさか現実になるとは・・・といった感じです。

電話を終えたその日の帰宅後、転職エージェントに登録をしました。難しい回路設計業務に挫折していたのもありましたが、何より都会での生活を続けたいという想いが強かったですね。また、出向元の会社にとって出向先部署との取引きは極めて高い依存度でした。

まめのき青年

「どのみち戻っても会社は長くもたないかも、、、」

また、冒頭の新卒入社の項目で触れましたように、元々の希望ではない業界から希望の業界へステージを変えるチャンスかも!という想いもありました。

いずれにせよ、こうして転職活動を開始した訳です。まとめると、私の転職の動機は以下の3点になります。

転職の動機

  • 勤務地:東京(もしくはその近隣)を生活圏に働きたい
  • 将来性:もっと将来性のある会社で働きたい
  • 業界:希望の業界で働きたい(職種は開発等の技術系を維持)

転職活動

転職エージェントに登録、即面談

さて、ようやく本題にきました。まずは転職活動をするにあたって、転職エージェントを利用することを考えました。電車通勤でしたので、車内の壁に広告がたくさん載っているを見て知っていました。私のように、こうして広告を見て実行に移す人がいるという事は、実際に広告の価値ってあるんだなと思いました。(広告なので当たり前ですが。)

私は”doda”という転職エージェントを利用しました。電車で広告を見るまでその存在を知りませんでしたが、有名そうだからとりあえず登録してみよう、という感じでした。

いくつかの希望条件を設定し、面談希望を出すとすぐに面談の日取りが決まりました。場所は東京の丸ビル、豪華な応接室に通され、エージェントの方と面会へ。大それたことをしているような気持ちでしたが、確かあまり緊張はしていなかったように記憶しています。まあ、この段階では何かを決定するタイミングではない、いざとなれば後戻りできるだろうと。。。

まめのき青年

何事も経験、うまくいかなくても何とかなるだろう。

希望にマッチした企業選び、エントリー

面談にて。希望条件の認識合わせを行ったあと、早速いくつかの企業を紹介されました。いや、数十社分はありました。WEBで入力していた希望条件からすでに多数の候補を見繕ってくれていたのです。

まめのき青年

すげえ。。。できるビジネスマンは仕事がこんなに早いのか。。。

その日は候補複数社の資料を持ち帰って希望を絞り込んでいくこととなりました。その後何度かメールと電話でやり取りをさせてもらい、いくつかの企業へエントリ―シートを提出するところまできました。ここでもエントリーシートの添削や、面談対策まで手厚くフォローしてもらい、非常にスムーズに活動が進んでいきます。

まめのき青年

dodaのご担当者様ありがとうございます!

そして、ついに1社の面接までこぎつける事になります。この頃にはもう出向解除にて出向元の会社(九州)へ帰任していましたが、帰任したその週末には面接のため飛行機で東京へ飛んでいました。

やると決めたらやる!このようにリソース(お金、時間、労力)を惜しまず行動できるのは自分の強みですね。当時は自分でも気づいていませんでしたが。(もしかしたら今も気づいていないかも。。。)

私がお世話になった、おススメするdoda様のリンクは下記になります。
非常に信頼できる転職エージェントですので、ご興味を持たれた方はぜひ一度見てみてください。

面接

面接はさすがに緊張しました。しかし、当時も20代後半。大学や会社での社会人経験を積んだ後だと、やはり学生時代の面接と比べてもだいぶ楽になっています。自分の「得意」「やりたい」を伝える事は当然として、企業に対しても「自分の考えや希望が叶えられそうか?」という視点で質問ができると、よりマッチングの精度も高まるでしょう。

面接官と「少し会話できたかな」と思えるくらいがちょうど良さそうです。

学生時代の面接

・問われた質問に対して、覚えたセリフを引き出して話す
・予想外の質問がきたら、てんやわんや回答
・問に対する正解を探す、という感覚

社会人経験後の面接

・問われた質問に対して、自分の想いや考えを話す
・予想外の質問がきても、その場で自分の考えを整理して回答
・問に対する絶対的な正解は無い、という感覚


かくして、私は無事内定を得ることに成功しました。新卒入社ときにあきらめていた希望業界、職種も同じ技術系で、勤務地も比較的東京に近い。大手企業のため福利厚生もバッチリときている。

私は希望にマッチした企業へ入社する選択肢を得ました。。。そうです、あくまで選択肢を得た、です。この後、指定期間内に、実際に入社するか否かの「意思回答」をしなければなりません。

つまり、ここから先は後戻りできない、100%自己責任の領域、となります。

転職の決意

決断

そろそろ物語も終盤です。

今までの活動は「転職活動」。転職活動まではノーリスク、いざとなればやめることもできます。しかし、ここから先「転職」へと駒を進めるためには、ある決断が必要になります。

新卒入社した会社の「退職」、すなわち自ら退路を断つ、という決断です。

正直相当迷いました。

転職活動を始めて2か月ほどですぐに内定が決まった。

しかも新卒時の就職活動では叶わなかった希望の業界、大手企業。

今まで何かを途中でやめる、という経験がありませんでした。中学高等、大学はもちろん、部活動、アルバイト、大学の研究室、相当に大変な状況でも続けることが正義、という考えが根付いていました。

本当にここで辞めるのが正解なのか。

会社内にも友人がたくさんいました。親元を離れ初めての新天地、自力で構築していった人間関係。

良い先輩・上司にも恵まれました。助けてもらった事は一度や二度ではありません。

退職の申し出をすれば後戻りはできません。一度でも離職意思を示した社員に、日の目を見る未来は来ないでしょう。

家族や友人、会社の同僚(信頼できるほんの一部の方)に相談をしながら、自分の気持ちを整理していきました。

今まで聞いてきた名言の一文が心の中に響きます。

良くも悪くも、思い切った事をしたときにだけ、人生は変わる

私は転職(新卒入社した会社の退職)することを決断しました。

退職意思

さて、退職の申し出をする際にまず誰に申し出れば良いのか、私は直属の上司にまず上げることにしました。いきなり部長に辞表を叩きつけるのはドラマでよくあるシーンですが、間を飛ばしてやると直属の上司の顔をつぶすの事にもなりかねませんので、順当に下からあげていくのが無難でしょう。

私は会議室を予約して、直属の上司を呼んで、退職意思を伝えました。

この瞬間はめちゃくちゃ緊張しました。人生で5本の指に入る爆緊張ですね。清水のなんとかから飛び降りると言いますが、思い切っていかないととても身体が動きません。

ただ、しっかりと意思を伝えると、すぐに納得してもらえました。
その後はスムーズに申請は進んでいき、無事退職となりました。

階段を下りる直属の上司と先輩社員の背中を見て、
「ああ、お世話になったこの人たちと仕事をするのはこれが最後なんだな。」
と不思議な気持ちになったのが、今でも強く印象に残っています。

そして現在

このようなかたちで新しいステージでのスタートを切りました。当然、入ってすぐは新しい環境や業務に慣れていくのに苦労もありましたが、新しい人間関係を構築する中でやりがいをもって仕事ができ、現在に至ります。

新しい職場での人間関係の構築については下記の記事にまとめていますので、よかったらご参考ください。

転職から7年ほど経ちましたが、辞めずに続けられております。振り返ってみると、他責の出来事が多数重なったこともありましたが、現状を変えたい!という強い想いや熱量があったからこそ転職を決意、実行できたと思っています。ターニングポイントは会社の危機、でしたが。。。

正直、転職エージェントもとりあえずやってみるか、ぐらいの気持ちでしたが、一度動き出すと気持ちものってくるものです。はじめの一歩、動き出しがやはり重要ですね。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

今回は私の転職活動~実際に転職するまでの体験談をご紹介して参りました。

転職活動の際、転職エージェントを利用することで、最初の一歩を踏み出すことができます。

私の体験談が、転職を考えている方の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

以上、長文となりましたがお付き合い頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

30代会社員/現役メーカー勤務(開発・設計)
会社員としての転職経験や、数々の短納期プロジェクトを乗り越えてきた実績を活かし、仕事に役立つ考え方や効率化に関する情報発信をしています。

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